2022/06/11 22:42


ローズマリーとレモン。
朝の定番の香りです。

ローズマリーはクリアな香りのハーブ。レモンはいわずと知れた、爽やかな柑橘です。この組み合わせほど、朝に似合う香りはない。

眠い。もっと寝ていたい。
ああ、やる気出ない。
ダラダラしたい。

そんな気分の時に、とりあえず嗅いでみてほしい。
ちょっとした心のドアの隙間から入り込んできて、「さあ朝だよ、起きて。とりあえず、起き上がってみようよ。」といわれている気がします。

そうか、それなら仕方ないな…起きるか…という気持ちになってくるから不思議。

香りひとつで気持ちが切り替えられる、それがアロマテラピーのいいところです。

ローズマリーは地中海沿岸地方が原産のハーブですが、常緑性の低木ですから、育てていると草からだんだん「木」のようになっていきます。下の方から木質化していき、どんどん大きくなっていくハーブです。

ローズマリーに含まれているカンファーという成分は、「樟脳(しょうのう)」とも呼ばれます。天然の防虫剤として有名な成分。虫は嫌いな香りだけど、人にはいいこといっぱい。すっきりした香りで頭がクリアになる感じです。

さてローズマリーとレモンといえば、認知症予防に良いとしてメジャーになったブレンドですが、ローズマリーには頭脳明晰作用があって、脳の血流を増加させることから、朝にぴったりのブレンドだとされているんです。

そうそう、このすっきりした香り。なんとなく頭がすっきりするんじゃなくて、本当に頭に良かったのです。

頭脳明晰作用って言葉、魅力的。香りを嗅いで頭良くなったらいいな〜なんて思ったりして。まあ、明晰になるのと頭が良くなるのはちょっと違いますけどね。これから老いていくだけの脳ですから、少しでも現状維持したいし。「あなた、どちら様?」と子供に言ったりしないように。

ローズマリーは、とても清々しい香りなんです。頭がすっきりするだけじゃなくて、やる気も出ますよ。

ローズマリーには、ローズマリー・シネオール、ローズマリー・カンファー、ローズマリー・ベルベノンという種類がありますが、認知症に良いとされているローズマリーはカンファー。

個人的には、ローズマリー・シネオールの方が香りが好きなので、仕事の前にはローズマリー・シネオールとレモンのブレンドを楽しんでいます。月曜日とか、なかなかエンジンがかかりにくい日に使うことが多いです。

ローズマリー2滴、レモンを1滴ティッシュに垂らして、デスクに置いておくだけ。お手軽芳香浴です。

お仕事前に、またはちょっとやる気が欲しい時にいかがでしょう?眠気も吹き飛ぶかも。